赤馬衆日記2017 トレビアン！の一歩前・水戸戦その2

赤馬衆日記2017

ロアッソ＆カマタマーレ＆ヴォルターズLOVE♪　熊本在住熊本県民

2024/11/24 (Sun)　21:26:30

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2014/07/29 (Tue)　20:29:00

トレビアン！の一歩前・水戸戦その2

◆空気が引き締まる◆
これはスタジアムに来ないと絶対わかりません。そこから結果のわからぬ試合が始まるからこそ、勝利の歓喜が何十倍も感動的なんです。

水戸サポーターの皆様ようこそ熊本へ。今シーズンはそちらにお邪魔できなくて残念だった反対側の熊本サポです(^^)/

遠征で2度ほど行っただけだし親類縁者がいるわけでもないのに人が温かくて水戸大好きです。また行きたいなー♪

[0回]

◆始まるよー◆
なんでユニの上に赤のガウン羽織ってるんだかわからんけど、くまモン営業部長がめっちゃ張り切ってお土産進呈やらキックインやら。

なんかすごいスリーショット。

そろそろ試合開始。集中せねば。

この熱気。
ひとりふたりじゃなく、ゴール裏にいる全員で醸し出す熱気。この一体感が今日は本当に温度差のない真っ赤な塊に思えた。

今日記を書きながら思うと、それはたぶん、サポーターからの募金を受け取った池谷社長が、公式の場で初めて債務超過解消が見えてきたことをはっきりと言葉にしてくれたことによってもたらされた大いなる安堵感だろうし、それがそのままサポーターのこの試合に向けたエネルギーの発露となったからだろうと確信します。

それほどに債務超過の解消という責務は重苦しいものだったし、リーグ戦だけに集中しようにも頭のどこかに日常こびりついてそぎ落とすこともできない大きな黒点のようなものだったのだと。

「解消」の二文字を聞いたとき、逆に、これまで背負い続けてきたその黒点が鮮明に浮かび上がり、そのままうまスタの上空へ消え去ったような不思議な感覚。

うーん。いくら言葉を紡いでも拙文ごとき日記ではとても表現できそうにない。

◆前半◆
余計な雑念は置いといて。試合に集中。

相変わらずクールガイ♪　日韓大会の時とまったく変わってないのがすごい。

ケントくんは彼とのマッチアップでまた一段と手数を増やしたと思う。

逆カウンター気味に突っ込んできた相手選手のどんぴしゃゴールを決められて失点。

またこのパターンかーっ！！

と、周囲の雰囲気も一気に↓状態。

チームを信じる信じないより先に、この展開だとどうしても前4試合の展開が甦ってくるのはしゃあないよね。

負ける気しないのに失点する……これだけはどうにかしないと。

◆HT◆
曲芸団かちんどん屋かプロレスの前座のような集団が来ましたよ。県民DAYだねえ(笑)

いきなり疾走。

横綱……もとい、営業部長が走る。

目の前の障害物にどかーん。

もう見慣れた光景。それにしても何このガウン姿(笑)

安定の小芝居とマイペースな金魚。ゆるキャラって偉大です。

知らないうちに彼らに癒やされたHTでした。

◆後半だー！！◆
逆転しかない。

この試合。懐かしい方が煽りやってくれました。

目の前でゴール決めてくれるって本当にテンション上がる。サワダくんの泥臭いシュートは湘南戦のハヤトくんの復活ゴールを思い出した。
取れる瞬間に突っ込んでくる選手が増えてくれば、ゴールをこじ開けるチャンスも増えるはず。

というわけで。

今日もバタバタした印象だったけれど、ゴリョーくんにも期待してるんだからね。

ただ、マキくんが入って誰もが視界クリアなプレーに徹しだしたのはお見事でした。

おとこまえー♪

15000人には近づけなかったけど、こういう試合をしていけば絶対人は試合を見に来るはず

そして歓喜の勝利をもたらすヤブくんのFK直前の図。ゴール裏からはこんな感じ。まったく誰が蹴るのかわからなかった。なんと一番熱い応援ゾーンから見る光景は、そのまま赤馬衆の思うつぼだったんですねえ。

決めた決めた決めたーーーー！！！

その瞬間、ボールはやや弧を描いて水戸の選手が作った壁を越え、ほとんど真っ直ぐこちらに向かって飛んできた。まるで中に浮いたままゆらりと揺れただけのようにも見えた。
その瞬間、水戸のGKが向かって左にふいと動き、同時に反対側のネットがザン！と音を立てたんです。

　GOAAAAAAALLLLLLLL!!!!!

しかもゴラッソ！！

直後のゴール裏。自分も飛び跳ねながらカメラだけ後ろ向きにシャッター押すと、うまくブレブレ(笑)

いつぶりだろう。このスタジアムで後半この時間に赤馬衆がリードする得点掲示を見るのは。

ゴール裏のボルテージは天井知らずに上がっていき、いつの間にやらバクスタの方からの拍手が聞こえ、場内の雰囲気が「勝ちパターン」に動いていった。

しかし。

試合終了まであと数分というところで、面白くなってきた「試合を閉じるための駆け引き」に風呂桶一杯の冷水を浴びせた主審の笛。

2枚目の黄札を受け、あろうことかショースケくんが退場の憂き目。

どこがどう、得意げに黄札を突きつけるほどのファールなのか説明してみろ(怒)　と言いたくなる無粋さ加減。ああ。この人はこれが持ち味だったんだそうかそうか！(怒)　おのれ忘れないからね(怒)

しかし興奮しまくるサポーターをよそに、10人となったその後の時間帯すら落ち着いていた赤馬衆は、かくて2ヶ月ぶりの勝利！

なかなか終わらないATにジリジリする試合はよくあるけれど、こちらがリードしていて勝利を掴むためにジリジリするのも、これまた2ヶ月ぶりってことで、主審の笛が響いた瞬間が一番現実感がなかったような(^^;)

◆なんもいえねえ◆
ホント。何も言えない。言葉がない。

ホームチームの勝利ってこんな感情が湧いてくるもんだったっけ？

身体中がザワザワしてきて、いい歳こいて飛び上がりながらきゃーきゃー騒ぎたい気分。周り中の人たちをぎゅーっと抱きしめてありがとうありがとう！って言いながら走り回りたい衝動。ウルウルする胸の奥とつーんと熱い鼻の上辺りを意識しまくる言葉にならない感動の嵐が吹き荒れる頭の中。

我に返ったのはたぶん、この人のヒーローインタビュー。

そしてゴール決めれどもヒーローになり損なって6試合目。ようやくお立ち台デビューのサワダくん。

何よりもまず、未勝利が続いたことをサポーターに詫びる言葉から紡いだ小野監督。

お疲れでしょうに勝利のグルグル！　これは選手だけの特権パフォーマンス。ただ、いつもロアッソくんがいるのはなぜなんだろ(笑)

みんな晴れ晴れ！

毎試合どれほどこの笑顔の集団を見たかったことか。

これまた久々。勝利のスタグル賞。Tかしパパさんも嬉しそう。

暑くてきつくて水分補給ばかりしていた試合だけど、勝利という妙薬は何もかもをふっとばすのです。その余韻に浸りつつ帰路につきました。

帰り際に、さいふの小銭をありったけ募金樽にいれてきたのはここだけの話。

この試合ですべて解決したとは思わないけど、社長の言葉とこの勝利で、確かにロアッソ熊本の足枷の鍵が開いたのは事実だろうと思います。

問題は次節。リーグ2位の後輩。松本山雅。前節の借りを返さねば。

◆祝勝会◆
やっとここで美味しい料理にありついけた。

タケトミくん似の店長さんのライブで何度も何度も乾杯。アルコールなんて飲まなくても充分勝利に酔った夜となりました。

本日のエモノ

うまスタでMさん経由でいただいた、小さなサポーター同志からいただいた魂のお手紙。湘南戦では挨拶もできなくて申し訳なかったけれど、こんなに嬉しいお手紙をいただけて、オバチャンは本当に幸せです！

なんて素敵な夜！

ロアッソ熊本は正義！　赤勝つサンドは最高の朝ご飯！

いつまでも、そんな夜を過ごしたいと強く強く心から実感した、水戸戦でした。

個人的な感想はまだ言い尽くせないけれど、それは次節松本戦を見てからゆっくり書こうと思いまする。

がんばれロアッソ♪

月並みだけど、普遍的な言葉にはなぜか説得力と貫通力があるんよね

何はともあれ。

　赤　馬　衆　勝　利　万　歳　！

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