ロアッソ＆カマタマーレ＆ヴォルターズLOVE♪ 熊本在住熊本県民
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◆試合◆
実はまだ録画した試合を見直していない。
映像を見てしまうと、日記を書くのに自分の記憶と違う部分が融合してしまうから紙芝居をあげるまではほとんど録画は見ないのです。もしかするとシーズン中は見る気にならないかもしれんけどサ。
今回も讃岐の現場で見たもの、自分の記憶、解釈したプレー、撮ってきた写真とその場の空気。これだけでいつも日記を書いています。だからあまり信用性はないのだ。
選手入場。
この少しの時間は毎回変わることはないけど、いつも背筋が伸びる思いで選手の背中を見ています。丸亀ではバクスタ端がアウェーエリアだったので背番号が綺麗に見えました。
実はまだ録画した試合を見直していない。
映像を見てしまうと、日記を書くのに自分の記憶と違う部分が融合してしまうから紙芝居をあげるまではほとんど録画は見ないのです。もしかするとシーズン中は見る気にならないかもしれんけどサ。
今回も讃岐の現場で見たもの、自分の記憶、解釈したプレー、撮ってきた写真とその場の空気。これだけでいつも日記を書いています。だからあまり信用性はないのだ。
選手入場。
この少しの時間は毎回変わることはないけど、いつも背筋が伸びる思いで選手の背中を見ています。丸亀ではバクスタ端がアウェーエリアだったので背番号が綺麗に見えました。
[0回]
試合開始。
最初の30分近く、様子見なのか相手に慣れないのかわからんけど、どうも動きやプレーが緩慢で攻撃まで行かないいつものもどかしさ。
後で思えば、この時間がどれだけもったいなかったか。そこは試合終了して一番に頭に上った悔しさでした。
向こう側で誰が入れたかわからなかったけど、ゴール決まった時の動き忘れてたくらい久しぶりのゴールに湧きました！ サイカズくんと知ったのはHTになってから(笑)
しかしツモったケントくんが次節お休みとも知る。うーぬ。
後半。
誰だあの包帯頭は？ というので写真撮ってみたらサイカズくんでこれまたびっくり。いつケガしたのか謎だらけ。前半だろうけど試合止めなかったよね主審さんよ！(-"-)
今日のコールリーダーさん・・・なんちゃって。
叩きモノ担当のお二人。弾丸のドライバーもされてて本当にパワフルです。
1点取ったとはいえ、その後の攻撃が生ぬるいしセカンドボール拾えないしパスやクロスは不正確ですぐ取られるし、どんどん良いところがなくなってきた赤馬衆に業を煮やし始めたころ。
出てきたーーーー！！
これだけは伝えておきたい。
オカムラくんもいい動きをしていたけれど、交代が告げられ「33番」がピッチサイドに出てきたときの讃岐サポーターの湧き上がる雄叫びと拍手喝采はすごかった。
2000人とは思えない地鳴りのような喝采が響き渡ってスタジアムの空気が一変したんです。
これはもちろんロアッソサポーターなら誰もが覚えているあの感覚。それと全く同じ雰囲気が目の前で形成されているというか、キジさんがロアッソにいた頃が甦って鳥肌が立ってしまった。相手チームの選手交代でこんなに心臓がバクバクしたのは初めてかもしれない。
ロアッソゴール裏のみんなも口々に「キジだ！」「出てきた！」「こえーよー！」といいながら、その通りこちらのリードは風前の灯火の1ゴールのみで危機感溢れる場面なんだけど、なぜかしら全員が地上3cmくらい浮き上がってる感じ。
そしてその雰囲気に後押しされたキジさんは、いきなりエンジン全開でボール持ったらウチのDF陣をはじき飛ばす勢いでゴールめがけて突っ走るわけです。
自分など胸苦しくなるほど懐かしい彼の姿がそこにあって、ロアッソの応援しながらどうしても目が離せませんでした。こんな動揺してるから後押しが弱くなったとは思いたくないけども。
こちらも交代カード切りつつ応戦。ほんとに「応戦」。
どうして後半になるとお約束のようにあれほど押し込まれるのか。
もう、ウチの戦い方とそれに対するあしらい方の共通項がJ2の21チームに出来上がっているとしか考えられない。今のままで進化を目指すしか道が無いのもその通りだと思うけれど、その道を進みつつ少しのオプションや強弱の付け方くらいは身に付けないと、この泥沼から這い上がれるとは到底思えないのが、今の自分の本音。
讃岐はこういうキタノさん独特のメリハリのきいた楽しいサッカーをしていけば、いずれチームの個性として選手の血肉になってそれが受け継がれていくと思う。
今日の2000人はとても貴重な試合を見ているんじゃないだろうか。
交代出場してくれたおかげで、ようやく持参したゲーフラをあげることができた。
ここでまた余談。
そうとう感傷的。
自分だけに残したい文章。
実はまだキジさんが松本に所属していた頃、とある試合を観戦したことがある。詳細は省くがそのことで30番くんと話したとき、彼がキジさんのことを「あの歳まで走れてあんなサッカーができるのはファンタジスタ」と表現したことがある。
そのとき自分は「熊本でも彼のプレーを見るためなら入場料は惜しくないという人がたくさん居た。あなたにもそういう選手になってほしい」と伝えたと思う。おそらく本人は覚えてないに違いないけども、二人が同じピッチに立つことを密かに待ちわびていた自分には待ちに待った瞬間だった。
単に元熊本所属のファンタジスタのプレーを再び見るというだけでなく、今そういう選手になってほしいと願っているホームチームの選手がひとつのボールを追う姿を目の当たりにしている。
サポーター冥利に尽きる試合でもありました。
サポとして書くのを迷ったけれど、勝敗は別として個人的エポックとなる一戦だからえいやっと！
結果はご存知より。
ドローに持ち込んだというより、熊本から勝ち点2をむしり取るにはこれほどのエネルギーがいるんですよ讃岐の皆さんには。
そのエネルギーを出させない試合の閉め方を、赤馬衆ができなかった試合。
それだけです。
丸亀の電光スクリーンは、試合結果のバック画面で女性ボーカルのバンド演奏映像が流れてました。これは初めて見たかも。斬新でございました。
アウェー戦では色々な発見があるものです。
そんなことすら帰宅して写真見てから思い出す始末。ええもうそんな試合だったのよねーだ。
◆ごあいさつ◆
映像で映ったかどうか知らないけど、現地の応援席からはこのような状況。
こっちも声も出ないくらいガックリしたよね。土壇場守り切れなかった彼らの顔をご覧じろ。
長々と頭を下げ続けてたね。ファンタジスタとの試合は本人どうだったのか。直接聞いてみたい気もするヨ。
このとき、ちょっとした発見。
試合終了までベンチだったノゾミくんが、足取り重くサポーターの元に歩くメンバーの背中や肩を叩きながら、ひとりずつに声を掛けていくのを見て「あれ？」
サポーターの方を向いたのは一度きり。厳しい顔で頷いて。それからまたメンバーを気遣う様子。
ただそれだけなんだけど13番くんがなんか大人びてびっくりするほど頼もしく逞しく見えてしまった。（見間違い＆カンチガイだったらゴメン）
彼だけでなく、今シーズンの赤馬衆は一人一人がどこか少しずつ変わってるのかもしれない。
悔しさで胸一杯ながら、そんなこともふと感じたり。現場にいてこその感覚は確実にある。
◆帰路◆
スタジアムを出て弾丸ツアーの車に戻ると、前出のスタグルメの方からの差し入れとともに、こんなスーパームーンが待っていました。
昼過ぎまで気象庁の台風情報＆四国の交通情報のサイトと睨めっこで青空が奇跡のように思えたのに、まだ雲の流れはあるものの、さらに上空にはこんな光景があったのです。
あの当時はボッキリ折れた心を支えるのに手一杯で、何を見ても何も感じられない状態だったけど、今ならわかる。
この日この場所でこういう試合結果にため息をつきながらも、この月を見上げることができた自分はすごく幸運な一日を過ごせたんだということを。
ただ、周囲からの慰めや労りをそれと感じるには、もう24時間必要だったのはここだけの話。
◆帰ろう帰ろう◆
負けてないのに負けたようなどんより感を乗せて、近くのお風呂で汗を流したあと、車はふたたび熊本目指して走ります。疲れてるのは同じ、いやそれ以上なのにドライバーの皆さんはしっかりとハンドル握って、安全にそして確実に熊本まで運んでくださいました。
毎度ながら本当にありがとうございます！
そして同行の皆様遅ればせながら、道中ご一緒させてもらえて嬉しかったです。機会があればぜひまたよろしくお願いしたしますm(_ _)m
帰宅したら速攻で爆睡だったのは、物理的な疲れよりもたぶん脳みそが現実逃避したがったせい(-"-)。
そうに違いない……という結論で、ようやく今節の紙芝居を終わるの巻。
明日はまず国体男子代表応援♪♪ ツユッキーがんばれっ！(^▽^)/
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