ロアッソ&カマタマーレ&ヴォルターズLOVE♪ 熊本在住熊本県民
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◆弾丸ツアー初挑戦◆
のっけから初物続きの旅でしたが、参加して良かったとつくづく思いました。足腰バキバキになりましたけどあの充実感ってすごい!
んでは、ちょいと鹿島まで鹿の角狩りに行ってくるわねー♪(大嘘)な日記。
のっけから初物続きの旅でしたが、参加して良かったとつくづく思いました。足腰バキバキになりましたけどあの充実感ってすごい!
んでは、ちょいと鹿島まで鹿の角狩りに行ってくるわねー♪(大嘘)な日記。
◆大雨と共に◆
出発の市民会館前に到着したときからもうすでにパラパラと雨が降り出していました。
mっち&rナちゃんに差し入れとお見送りをしていただいて、応援団の皆さんとともにバスに乗り込んでからまる一日半、一度も太陽を拝まぬ旅になるとは想像しておりませんでしたわ~(^_^;)
途中何度か立ち寄ったSAでもバスから建物まで濡れながら走ることに。
車中でワンセグ酷使して日本×アルゼンチンの中継を見るも、なかなか映像が入らず後半途中で断念。その後は映画&TVシリーズ海猿フルコースワールドに突入しました(笑)
この試合の結果は携帯で確認。日本勝利と無得点だった海外チームのお決まりの言い訳「時差で体調がいつもとは違った」。たとえ親善試合でもそれは言っちゃいかんと思うのはワタシだけですかね?
◆鹿島着◆
↑こう書くといかにもスムーズに辿り着いたように見えて癪だから、しつこく書いておく。
熊本を出発したらまず福岡の手前で渋滞ノロノロになり、就寝の間に走った中国関西はともかく夜が明けて東海道筋でも何度かノロノロ発生。
その時点で「ギリかもしれません」とのお達しが出ました。そして東京都内の高速がハンパなく大渋滞とわかった時点で「試合に間に合わないかも」との警告。
それを聞いて、せめて後半だけでも見られれば御の字かもと覚悟を決める。
やっとこさ都内を抜けたら「何とか試合開始に間に合うかどうか」という時刻設定となる。
ひたすら東を目指す高速道路は快適でその後は渋滞もなく順調に進むが、何せ時間が押してしまっているので、カシマスタジアムが果てしなく遠く感じる時間が続く。
成田空港付近では、ボーッとしてたら機体のボルトの列まで見えるほどすぐ真上を旅客機が轟音とともに跳び去っていき、一気に我に返る。
尾翼の韓国国旗がはっきり見えた~(@_@;)
高速は潮来で終わり。あとはひたすら幹線道路を走る!
そして、ついに現れたこの案内標識で車内が一気に噴出したアドレナリンで溢れかえりました。
遠征初心者の私だけでなく歴戦の応援団メンバーの皆さんが「ドキドキしてきた!」と興奮する中、やっと見えてきたカシマスタジアム。
小笠原選手の巨大看板を見てむやみに感動しました!! これがホームスタジアムの真の姿なのですねえ。……うっとり♪
……している場合じゃない!
到着したと同時に駐車場から応援の荷物抱えて、赤馬応援団が走る走る走る!!
距離としては運動公園のメイン駐車場からKKWINGのアウェー入り口目がけて走るくらいの距離感。
スタジアムに入ると、案内スタッフの方が私たちと一緒に走りながら「遠いところからようこそ。入り口はあちらです!」とていねいに教えてくださいました。息せき切ってお礼を言いながら、初めてのアウェーJ1スタジアムへ足を踏み入れた感動もへったくれもなく、ゴール裏に出ました。
そこで見たのは、スタジアムに入る直前にゴールを決めたマルキーニョス選手の活躍にテンションの上がった歴戦の鹿島サポーターの応援コールの大音声と、ゴール裏以外真っ赤に染め上げられた客席に囲まれた目に眩しい緑のピッチ。
そして、J1王者のホームスタジアムという完全なる敵地で戦う、白装束の赤馬衆の姿。
迎え撃つ、試合中継やメディアで見知った選手だらけの鹿島アントラーズのイレブンにも心躍りました。
試合途中で参戦という、気持ちに余裕のない自分はどれがどの選手なのかロアッソを応援しつつも目で追ってしまうのです。うわー大変だ~いつもと違う~!(>_<)
ようやくこの偉大なスタジアムと鹿島サポーターの割れんばかりのコールに耳目が慣れかけた頃、タダヨくんのロアッソ史に残るゴールが決まりました!
その瞬間のロアッソゴール裏の大興奮状態たるやものすごかったです!
アントラーズ側のサポさんには「J2のヒヨッコごときに失点しやがって」くらいの感覚でしょうが、こちとらJリーグ3年目のりっぱなヒヨッコチームサポにしてみれば
ロアッソ史上初めて
カシマスタジアムのゴールネットを揺らした
という事実に、血管切れそうになるほどの歓喜状態でした。
鹿島の皆様すいません。何でも「初めて」は嬉しいモノですから(笑)
試合の模様はどの席にいてもこのスクリーンでリアルタイムに見ることができます。
あとで聞いたらアントラーズのHPでは試合のたびにネット中継があるらしく、熊本ではそれを聞いて応援していた方々がたくさんいらっしゃったそうです。一緒に戦っていたんですねー! 嬉しいし心強いことです(^^)/
試合はというと、同点にされたアントラーズはサポも選手も一気にギアチェンジしたように見えるほどアグレッシブになりました。
あとでうちの守護神がインタビューに答えていましたが、現地で見ていてもすごいと思ったのが「どんな場所から打ってくるミドルシュートでも最後はゴールマウスの内側に入ってくる」という正確な弾道で「誰でも打てる」というアントラーズの技術の高さ。
これはリアルに見ていて鳥肌立つほど素晴らしかったです。
そしてボールを奪ってからの味方同士のリズムというか緩急付けたポゼッションの妙。見ていて体感したのは、選手の誰もが自然に同じタクトを振りつつプレーしている感じ。ピッチにいる間は11人が同じ意識レベルでボールを操作する技術が身についているというか、呼吸と同じくらい無意識にプレーの上げ下げができるというか。
サッカーのシルク・ド・ソレイユつーか全員が白扇を振る諸葛孔明の様というか……つまりなんだその。
牡鹿衆のプレーは美しい!!
たとえばJ1チーム同士のリーグ戦を見ていてもそこまで感動はしません。これまで何年もTVやスタで見て来ているけど「あの選手上手いなあ」とか「今の守備すごかった」と思うくらいで、ここまで感動や感激はしなかったですよ。
それがこうも目ウロコな見方に変わってしまうのは「対等な対戦相手」としてホームチームが戦う同じピッチにいるから。それはこの場所にいないと絶対実感できない感覚だと思います。申し訳ないけどそこは完全に「カシスタに来た者勝ち」と断言します。(お留守番組の皆様には申し訳ないですけどm(_ _)m)
試合の方は、前半アディショナルタイムに、CKからゴール前を縦も横も上も制した岩政選手のヘッド一発で追い越されました(>_<)。
あのガタイの強さ大きさ。あんなに遠近感のない選手はJ2にはあまりいませんよね(^△^;)
◆カシマスタジアム風景◆
写真ではわかりにくいのですが、ゴール裏に陣取ってから先は容赦ない雨に叩かれ続けています。荷物も着るものもぐっしょり。でもそれすらも戦う気持ちを鼓舞するアイテムでした。
でもさすがサッカー専用スタです。控えの選手はこんなところから観戦。
ベンチと客席もこんなに近いし。何より守護神の背中は目の前です。
こんな幸せな環境でプレー&応援できれば、J1昇格も夢じゃないと思わせてくれる施設の充実振りが心底羨ましかったです。
HTにはコンコースの売店でモツ煮をいただきました。
そこに至るまでには警備員さんが出入りを監視している柵扉を開けてもらわなければ行けない状態。これもJ1レベルの警備でありアウェーゴール裏の有り様で、まざまざと体験できました。格下で別リーグのチームだからこそまだまだ緩かったと思います。
今回はアウェーの洗礼というよりJ1実地体験ツアーって感じだったかなー(^^)b
ちょっと長くなったので後半は次のエントリにて。
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(日記に掲載している写真の無断転載と記事の無許可リンクは固くお断りします)
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