千葉戦のエントリからすでに1ヶ月半が経つ。

この間、他クラブのスタジアムを借りてのホームゲーム・日程通りのアウェー戦・震災による変則開催のリーグ戦と多くの試合を戦ってきたロアッソ熊本を、魂こめて後押ししてきた。

スタジアム代替えのホーム戦には全部参戦したし、明日は3ヶ月ぶりのマイホームスタジアム・うまスタでの震災後初ホーム戦。


千葉戦からこれまでの参戦では、実に多くの宝ものを両手に溢れるほどいただいた自分がいて。

それをどう表現してこのブログに書き置くかってのはこれからの作業。

これまでの試合の記録と記憶と双手に溢れるほどの宝ものは、ここで絵日記としてアップするために存在している。どのシーズンより強くはっきりとして薄れることはないし忘れようがないほど強烈に。つまり、デジカメのSDカードや、タオマフやMDPなどの実物や、もちろん言葉や風景やその場の空気などは自分の中にしっかりと。

ただしそれらをここに記すのは、まだ先のことにしようと思う。

5月15日に熊本地震後の復活戦を戦って以来、ロアッソ熊本は今もなお強速前進で前へ前へ進み続けている真っ最中で、クラブはもちろんそうだろうけど、サポーターである自分も併走する気持ちで前しか見ていない状況でもあるしね。


4月の大揺れ×2が遠くなった人もいるかもしれないけれど、どれだけ時間が経っても、自分にはその時間そのものを飛び越えて即、あの夜の現実の恐怖が直前のことのように甦る。熊本地震は言うまでも無く、阪神大震災でも東日本大震災でも過去の大地震を現地で被災した方々は今でも自分と同じ思いを今も抱えているんじゃないかと思っている。

まあこの感覚はきっと一生消えることはないだろな。
つまり、それを抱えてこれから自分の人生の糧がロアッソ熊本という存在なので、徒や疎かには書き綴りたくないってのもあるかな。

以上により、各試合の絵日記はいつか必ずこの日記にアップするという備忘録を終わります。



でも文字ばっかりじゃ楽しくないので存在確認画像をいくつか上げときましょかね♪

[8回]

待機列に並んでから試合開始まで。

試合の90分間＋α。

試合終了からホテルに戻るまで。

ほとんど涙腺が緩んだままだった。

あの日あの場所にいることができた自分は本当に幸せ者だと思う。

フクアリで、黄色い千葉サポさんに囲まれ美しいピッチで駆ける赤馬衆の姿を見ていろいろな想いが溢れ、被災後初めて声を上げて泣くことができた。

多くの思いと多くの大切な方々との貴重な時間は、自分のサポーター人生で最高の宝物となった。

もちろん熊本でのPVで応援した人たちにとっては、その場所とその時間こそがサポとしての復興の第一歩となったはず。

その溢れるものを抱えた熊本サポーターを暖かく迎え、激励と抱擁の熊本コールで包んでくれた千葉サポーターの皆様の声と拍手を、自分は生涯忘れません。

本当にありがとうございました！m(_ _)m

[9回]

◆あれから20日ちかく◆
余震への恐怖感はまったく薄れない。
揺れ方を見極める感覚は鋭くなってる気がするけど、ズン！と来たときの瞬間的な恐ろしさはまったく解消していない。

もう震度2とか3だから最初ほどないじゃないって思われるかもしれないけれど、2度もあの大揺れに突然襲われた人は「3度目がいつ来るか」という大きなトラウマを熊本県民全員抱えていると言っても過言じゃない。

今もこの日記書きながら、ちょっとした家鳴りにビクビクしている自分がいます。




それはそれとして。




ロアッソ熊本のこれからがようやく道筋として見えてきたので、少し書き写しておきたい。

[13回]