このブログは、自分が参戦したロアッソ熊本とカマタマーレ讃岐の試合を記録していくための日記。

しかし今現在途方もない大地震に襲われて讃岐はともかく熊本はサッカーどころではない状態。

これを書いている今も10分と空けずにドン！と響く余震が来てます。

最初の地震からすでに5日目だけど、まだ全然終わった感覚がない。もしかしたらこれからまだ本格的な大地震が来るんじゃないかと不安でたまらない日々を過ごしています。

そんな大げさな！と笑われるかもしれないけど、昼間の余震はまた来たか、で済むとしても夜はあの2度の大揺れを頭と身体が覚えているせいで、家の中では恐怖感に支配されて眠ることができないのです。

家の中はグチャグチャのままだけど幸い自分は電気水道は回復して食料も足りている。
それでも恐怖心はこれまで体験したことのない大きさです。

これが家を失いライフラインも途切れた避難所で今もなお途方にくれている方々であれば、それは何十倍も増幅され恐ろしく不安で悲しい数日を過ごされているに違いないと確信しています。



翌日の出勤備えて入浴して寝ようかなとのんびり過ごしていた4月14日の午後9時26分。
激烈な縦揺れから始まった長い地震に立っていられず、自分の声とは思えない叫びをあげながら部屋中を這いずり回り目につくものをつかんだトートバッグに放り込みながら仏間の両親の位牌を握りしめて玄関を飛び出し、庭先でおかしいくらいガタガタ震えながら「やめてー！やめてー！」とひたすら口走っていた第一夜。

避難した近所の公園では、地震まで一杯やっていたらしい初老の男性が町内会の人に絡み出して一悶着。

夜更けても強い余震が間を開けず来るので眠れもせず、あまりの寒さに帰宅してロアッソのベンチコートにくるまって庭先で1時間も眠っただろうか。

夜明けて職場から出社の指令が来たのでその日はフルタイムで仕事。
大きな地震が来たからもうあれ以上に揺れることはないと、多分すべての熊本県民が思い込んでいたはずです。

前夜の疲れもあり、余震は仕方ないと部屋で寝入って2時間後、本当の地獄が突如やってきたのです。
今度はドン！と言ったが早いか縦横斜めにぐらんぐらん揺さぶられて這い回るどころか身動きも出来ない。しかもその揺れ方が延々と続くんです。
このままでは家に押しつぶされると思い、揺れる壁に手をつき倒れ棚から散乱したがらくたに蹴つまずきながら、リュックに詰め替えていた荷物を掴んでまたしても玄関から逃げ出しました。その間も地面は揺れ続け門柱前にへたり込んで、またしても「やめてー！もうやめてー！」………。


そこから3日目の今日。


家は不思議と倒れていないし揺れさえなければ日常生活できるはずなのに、私の中で何かが壊れかけてるような恐怖が消えないのです。

一人が怖いわけじゃないけど、これから普通の生活に戻る日が来たとして、単純に純粋にロアッソとカマタマーレの試合に一喜一憂して楽しんでいた自分が戻ってこられるのか。


それが今一番の不安です。


ああまたドスン！と余震。
身体が勝手に玄関に走るのを頭が遅れてついていく感覚。


どうなるんだろうこれから。





1日目に食べた食物はいただいたおにぎりとバナナ1本。



今朝もここで目覚めた。




それでも誰も助けちゃくれないのだから、歯を食いしばって自ら元に戻るしかない。


それを自分に言い聞かせるための日記。

[40回]

◆赤パンツ対決◆
選手が並んで気がついた。




たぶん白黒写真やテレビだとアップにしない限り区別がつかない両チーム。カラーの世界で良かった。（時代錯誤(笑)）

[1回]

◆勝ちたかった◆

    

試合結果は追いついてドローの１−１。
負け無しという結果はベターだったけどやっぱり勝利してダッシュのまま第5節に突入したかったというのが本音。

ただ、そこから何歩か下がってこの結果を見ると、昨年までの開幕数試合では想像できなかった出足であることも事実。だからこそサポとしてその方面にはわがまま言い放題になりそうな自覚がある。今シーズンデフォルトのレベルは開幕4試合とするからね。


ロアッソ熊本はそれに応えてくれる力量を充分持ちつつあると信じてます。



そんな感想も湧いてきた、今シーズン唯一のバト九現場の紙芝居。

[1回]