赤馬衆日記2017 善い・酔い・嘉い！天皇杯二回戦

赤馬衆日記2017

ロアッソ＆カマタマーレ＆ヴォルターズLOVE♪　熊本在住熊本県民

2024/05/03 (Fri)　10:04:22

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2013/09/12 (Thu)　01:09:38

◆まことに重畳◆
Jリーグ1年目の知る人ぞ知る「屈辱の」アウェー栃木戦以来、天皇杯というとリーグ戦とは別のスイッチが入ってボウボウ燃える自分がいます。

スターティングメンバーを見たとき正直「時間内に徳島に勝てたらすごい」と思いました。相手もメンバーが替わっていることもあったし、スタメンを信用しなかったのではなく監督代行の天皇杯采配の手腕を五分五分と見たからです。
理由はいくらもあるけれど、一番大きかったのは「試合慣れしてないメンバーがいる」その1点のみ試合開始してどっちへ転ぶか読めなかったんです。

前半30分に相手の外国籍選手の見事なヘディングシュートでゴールを割られた時は「またかい〜！」と天を仰いだのも事実。

だけどそこからの化学反応を少なからず期待したのも本気の気持ち。

公式戦初スタメンのハタくんを筆頭に、いつぶりかわからないくらい久しぶりのゴリョウくんや日替わりメンバーの攻撃陣もそうだし、心なしか野性味を増したようなヤブくんの表情なんかも、ゴール裏から見ていて「なんか起こしてほしいよこのメンバーで！」と思わずにはいられませんでした。

この布陣で大丈夫かしら…？　半分。

後先見ずにやってしまえー！　半分。

そして後半。

[0回]

テクニックではやはり上位チームだなあというプレーに右往左往するように見える赤馬衆に、応援のボルテージが上がりっぱなしの時間が過ぎた頃に。

ヤブくんと言えば昨年の天皇杯三回戦アウェー仙台戦でユアスタの決勝ゴールを決めた瞬間が忘れられません。
向こう側ゴールだったのでこっち側ゴールを守ってたユウタくんがバクスタ端っこのロアッソサポに向かってガッツポーズしたのを覚えてます。

今回のミドルも、サイドネットに決まった弾道はゴール裏から見たら震えが来るほど迫力満点でした。

ここからの応援はリーグ戦でも滅多にないほど、いつもの半分程度の観客数とは思えないくらい声が出ていたんじゃないでしょうか。
負けてたり気持ちのこもらない試合だと、この時の倍以上の人間がいても自分の声が聞こえるほど沈んじゃったりしてるけど、この時は自分の声が聞こえないどころか後ろから大波のように前へ前へとコールが押し寄せてきました。

ところがヤブくんのゴールのあと、双方一歩も引かない試合展開の最中に一つのアクセントが勃発。

黄札2枚でヤノくんの退場。記録的に定かじゃないけど、どうもこの主審とは相性悪いように見えるんだよねえ。副審の抗議で彼にサクッと黄札上げたこの人はその瞬間いったいどこを見ていたのか。

ともかくも。

10人となった赤馬衆は、しかし11人の時よりも明らかに活性化して、一人一人のプレーに90分近く戦ってきた選手とは思えない必死さが滲み出てきました。それは見ていてもはっきりわかった。

◆延長戦からのPK戦◆
いい形で攻め込んでもフィニッシュが決まらないといういつものパターンで90分が終わり、延長戦へ。

この辺から再びゴール裏のボルテージ。この頃になると何かものすごく密度が上がってきて、10人でディフェンシブになることなく、体力の消耗を耐えて攻撃に転じるや全員の集中力が増す赤馬衆というのを、本当に久しぶりに見ました。

誰かが言ってたけど

「10人の方がいいサッカーしてるよね」

に賛成したくなる展開です。

リーグ戦のように「こりゃ大変だ」という慌てたようにバタバタと攻撃するのではなくこの一戦こそ勝つのだという明確な意思表示を持ったサッカー。応援していてものすごく充実感のある延長戦でした。

しかし決着は付かず。PK戦へ。

ここでコールリーダーよりメイン&バックスタンドのサポーターに「一緒にゴール裏で戦いましょう！みんなでカモンロッソしましょう！」と呼びかけ。

それに呼応した人たちが続々とゴール裏へ。

この試合2500人ちょいの入場者数だったけど、ここからがサポーターの真骨頂でしたよね。

2000人弱でもゴール裏に凝縮した赤い集団が渾身のパワーを込めてPK戦を後押ししたんです。

まず、相手が蹴るときはマウスを守るハタくんに向かって「ミノル!!!　ミノル!!!」の大合唱。大旗もゴールマウスの幅くらいに集まって相手選手の視界で煽りを繰り返す。

ロアッソの選手が出てくるときは力一杯選手コール。それがどのくらいの力になったのかこちらにはわからないけど、サポーターの気持ちは真っ正面からのキックに届いたんじゃないかと勝手に思っています。

結果は4-3でロアッソ熊本が辛くも勝利。

徳島の5人目のシュートは横っ飛びのハタくんの左手がゴールから弾き出して、その瞬間ロアッソ熊本の勝利が決まりました!!!

勝利が決まった瞬間、ピッチに立っていた選手の何人かが真っ先にゴール裏めがけて走ってきてくれたのが、本当に心から嬉しかった!!!

さらに、味方が蹴るときはベンチメンバーも肩を組んで見守って、シュートが決まったら飛び上がって歓喜！を繰り返すこと4度。勝利の瞬間は上記のとおり。

ロッソ〜ロアッソ応援していてPK戦で勝ち抜けたというのは初めての体験。誰も外さないPKというのも初めて見たし、ここでも「ロアッソで初めて！！」が発動した一戦となったのでした。

◆カモンロッソ!!!◆
あまりに久しぶりのホームでの勝利で嬉しすぎてわけのわからない雄叫びあげる人続出のゴール裏に、笑顔満載でやってきた赤馬衆の姿を見て、自分は視界がぼやけてしょうがなかった。本当に泣けました。

選手も楽しかったでしょうが、サポーターがどれだけこれに飢えていたか。

さあやるぞ!!　Come On ROSSO!!!

ヒーローだし前に出て欲しくてヤブコールしたけど、顔の前で手をブンブン振ってご辞退されてしまった。でもそこがヤブくんらしいやね(^▽^)

カモンロッソの間、120分戦ってハヤトくんですらヘトヘトだったけれどベンチでテンション上がりっぱなしだったタイシンくんだの交代で引っ込んでたゴリョウくんだのが子馬のように跳ね回ってたのはご愛敬。

DFのリョータくんは初カモンロッソでしたよね。ぜひ感想が聞きたいです♪

監督代行がインタビューで言ってたそうですが、何度負けてもこの勝利の歓喜があるからサポーターはゴール裏から離れるわけにはいかないんです。

オンリーワンのホームチームはそれくらい絶大な力を持っていることをチーム全員がしっかりと胸に刻み込んで、残りのリーグ戦に戻ってきて欲しい。

クラブが180万馬力を欲するなら、サポーターがそれに見合ったサッカーを要求するのは理の当然。

そこんとこヨロシクね♪

そしてこの日この場所でホーム勝利の一体感を味わわせてくれたすべての方々に感謝します。あまりに浮かれすぎて最後に間抜けなことになってしまったのも、4ヶ月ぶりに頭のネジが何本も吹っ飛んだせいだと思し召して、お世話かけることになってしまったMちゃん、本当に申し訳ありませんm(_ _;)m

◆祝勝会◆
7月末の、アウェー栃木戦の弾丸バス内の歓喜以来の祝勝会。

完全にハメが外れました。いやもう同席のみなさんゴメンナサイ！

帰りのタクシーのドライバーさんにまで、PK戦を語るオバサポ。

大迷惑な試合後の自分を、今大反省中です(>_<)　たはは〜

さて次節。

今度こそリーグ戦勝利でカモンロッソだから！！

次も勝利の日記をダラダラ書かせてもらいます。

あ。

天皇杯三回戦は懐かしやサンフレッチェ広島との試合！

これもまた楽しみ楽しみっ♪

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