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ロアッソ&カマタマーレ&ヴォルターズLOVE♪ 熊本在住熊本県民
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◆第2節◆
3月11日の東日本大震災により当初は開催されるかどうかも不明だった3月〜4月のJリーグ公式戦。
覚えていますか。この第2節は3月13日に開催される予定だった試合です。
初めての対京都戦ということで、実はシーズン前からこの対戦はとても楽しみだったので日程が決まったときから3月12日に京都へ行く準備を万端に整えていました。

それが11日の夕刻のTV映像で、自分の小さな遠征予定はおろか日本中がそれまでと天地をひっくり返す激変に見舞われて今に至っています。

被災地からの距離はあるけれど、九州の自分にも無縁じゃなかったです本当に。
知人の行方が1ヶ月近く不明だったり(その後元気なことが判明)、ロアッソ所属の加藤健太選手のご家族が被災されたり、そのせいで彼のプロサッカー人生が終わってしまったり(涙)。個人的には幾多のチャリティマッチや支援活動に微力ながら協力させてもらってきました。


Jリーグ・ディヴィジョン2・2011

 第2節・京都サンガF.C.×ロアッソ熊本


きっとどの組み合わせの試合でもチームやサポーターには感慨深いものがあると思います。

スカパーで京都の解説の方が「こうして第2節の試合ができる」と言ってましたが、本当にそのとおりだと思います。


こんなショットで勝ち点3(^^)

ふつう横からの写真だと思うけど、これはこれで貴重な角度からの一枚。しかしどんなシュート体勢なのかわかりにくい~(笑)。

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◆完封勝利◆
まずは無失点での勝利。これが一番嬉しかったです!
久々に「点を取られなければ負けない」を実感しましたもん(^^)

……前半……
調子が悪いと言われていたけどさすがにJ1仕込みの京都サンガは足もとのテクニックやボールへの反応など、こちらの上を行ってるなというプレーが最初から随所に見られました。
某所で書き散らかしていた実況を読むと京都にボールを取られてばっかりいる印象です。あちらの前線3人はいずれも17〜18歳。まるでユースとのTMなのに後ろはベテラン揃えましたというような案配。

たしかに真ん中あたりの競り合いでは熊本がなかなかボールを保持できなくてやったり取ったりが多すぎて、某所での実況が非常に難しかったです。

ただ、何度か相手にチャンスからシュートを放たれたり冷や冷やするシーンを経た前半30分くらいの時間帯になってもロアッソのプレースタイルがほとんど変わらないことに気づきました。

試合後のタカギ監督のコメントとは反する印象だけど、猛暑と高い湿度の中で90分間戦うためのあらゆる意味での「配分」とその「計算」がはたらいてるんじゃないかなーと思い始めたんです。

試合後のタカギ監督のインタビューを鵜呑みにすれば的外れもいいところなんですが、上記のような戦い方を、失点を防ぎつつ焦ることなく選手ができていたとすれば、これは素晴らしい進化だと思います。

大分戦後にエジ兄さんが提案したというミーティングの効果がまだ続いているってことなのかもしれない。昨シーズンにもあった選手同士のミーティング。今年は昨年からの積み重ねがあって、みんなの懐が深くなっているんだろうなと想像したりもしました。

キーボード叩きながら試合実況という身丈に合わぬ荒技を必死にやりながらも、その思いは前半終わる頃には確信になっていましたよ。うん。


……後半……
言ってみれば初対戦の京都をじっくり測る45分を経て、監督が手を打ってきたとも言える後半だったと思うのです。

スタメンだった選手会長は「消えていた」のではなく相手DFの動きをサンプリングするプレーをしていたように思えたし、時々飛び出していたタケトミくんはスピード勝負を何度となく仕掛けていたし、DF陣は相手の若い攻撃陣の間合いを見切る動きをしつづけていたし。

そんな45分のあとのよりハードな45分の戦い方。それがこの試合の後半に凝縮されていたように見えました。
ファビちゃんが最初から前へ前へと効いていたのは選手会長との動きがまったく違っていたからだし、連動して押し上げが強くなったのも相手が変わったんじゃなく、自分たちで変えた部分が大きかったですよね。

だからこそ、ワンチャンスをモノにしたファビちゃんのゴールはでかかったです。
あの豪快なオーバーヘッドシュート(昔はバイシクルシュートって言ってたような)は、同じ1点でも相手のメンタルに対する破壊力は倍増しだったろうと思います。普通の湿度気温の試合環境であれば「負けてたまるか!」という反動の一助となったかもしれないけど、昨日の西京極では気温の上に折り重なる圧力になったのではないでしょうか。

それでも京都のプレーはほとんど変わらず、隙あらばパスを通しながら押し上げてくる迫力はやっぱり元J1チームだなと思いました。PAで左からシュート打たれてキャプテンが抜かれた瞬間は「やられた!」と思ったもんね(^^;)。

でもそこには落ち着き払ってシュートコースに入り込んでいたタダヨくんがいました!

JAGSで平ちゃんも言ってましたけど、勝ち点3の2コぐらいはタダヨくんにあげてもいいんじゃないかってくらいものすごい位置取りで、狙い澄ましてヘッドでクリアしましたもんねー!!

打った選手はキャプテン・サウスを抜いた瞬間「よっしゃ!」と思ったでしょう。シュートは本当に素晴らしかったです。これは間違いないと思う。
ただ、そこには45分間+後半のその時間まで京都の攻撃を跳ね返し続けてきたロアッソ熊本DF背番号6が、いかにも「計算尽く」で待ち構えておりました。

何というかもうこのプレー見ただけで入場料払って見に来た甲斐がある!というプレーです。自陣前の攻防戦ほどハラハラするものはないけれど、そこを凌ぎきったときの安堵感もまた、サッカーの醍醐味だと私は思ってます。なぜかって、そのプレーそのものが栄養たっぷりの次への糧になるからです。(これ書き出すと長くなるので略)


この日のロアッソは、そのようにしてこれまで積み重ねてきたものが血となり肉となっていることが本当によくわかるサッカーを見せてくれました。

言ってみれば応用力やオプションの幅が増えて且つそれを使いこなし始めてるという感じでしょうか。

そして試合終了の笛。


ここまで1-0で終わる意識をプレーに乗せてはっきり示した試合は、今シーズン初めて見ました。実は前半からそういう時間の使い方してるよねーと思ったのはキャプテンのプレーでした。守る方じゃなくてボールのあしらい方で。

暑さを凌ぐ意味もあったでしょうが、言い方は悪いんだけど「相手も自分たちも慮ったプレー」に便乗したようなもうひとつの「時間を稼ぐプレー」。さすがミナミくん。すっごくしたたかです!


かつてJ2に昇格した年に対戦したサンフレッチェ広島のサッカーを見て「ウチのチームでこんなサッカーが見たい」と思った要素のひとつが今、まさに我がチームで展開しているんです。

ホームチームの成長を実感する幸せ!




あくまでもTV観戦だし解説や中継アナの言葉を聞きながらの感想でもあり、そりゃオマエの勘違いだと言われてもしょうがないけれど、自分にとってはそれほど収穫の多い大きな一勝でした。


さて明後日はもう次の試合。ホームで鳥栖戦。連戦の疲れはどっちも同じ!

 ホームで勝つの!


3連勝めざして私もゴール裏で戦いまああああす!がう!

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