赤馬衆日記2017 ♪俺たちの熊本!!!　福岡戦その3

赤馬衆日記2017

ロアッソ＆カマタマーレ＆ヴォルターズLOVE♪　熊本在住熊本県民

2024/11/24 (Sun)　16:02:55

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2012/09/27 (Thu)　15:31:20

◆HT◆
前半に大河ドラマ1年分くらいのドラスティックな展開を味わったため、HTはほとんど身動きできないくらいエネルギーを消耗したような感覚で、お手洗いの鏡で疲れたシワシワなオバサポの顔をボーっと見ながら

「これ…現実だよね～？…（（P(◎.◎)q））」

と独り言がこぼれるという。こんな感覚も初めてだったなあ。

しかしHTのモフ芝居は相変わらずです。
モフ目当てかお姉さん目当てかわからないけど、カメラ小僧がワラワラと湧くのも、HTゴール裏の風物詩。

子馬はアビーくんから槍を強奪して、チャリで熊狩りに走ってきた。ころうくんの自刃ネタといいけっこう武闘派芝居が多いのがロアッソマスコット小芝居の特徴かもしれない。

子供はマネしちゃいけませんよ！(*_*)

[0回]

◆後半◆

「このままの勢いで勝ちましょーー!!!!」

と、コールリーダーが背中で叫んでおられます。

今だから書くけど、アウェーでも懸命の後押しをしている彼のためにも絶対勝って、その勢いを湘南戦に持って行ってほしいと強く思って撮った一枚です。

もちろん福岡サポだって必死の応援です。推測するにサガン鳥栖無きJ2では「田舎の熊本にだけは負けられん」というモチベーションが伝わってきました。

ぽっと出の政令指定都市がなんぼのもんじゃって感じだったんでしょうね。（そういう話をチラッと聞きました）

しかし、濃紺チームに立ちはだかったのは有言実行を目の前で見せてくれたキタジくんだけじゃありませんでした。

前半の彼の熊本初ゴールに発奮したとしか思えないほど神がかりなプレーを連発し始めたのが

　我らが守護神ユウタくんです！

後半、がむしゃらな攻撃で個別のパワーを見せつけるようにこれでもかと放ってきたアビスパの確率の高いシュートを、ことごとく跳ね返した向こう側ゴールでの

　鬼神のごとき守備っぷりは

　反対側のゴール裏から見ても

　鳥肌が立つほどの凄まじさ!!!

……なんか講談口調になってきた(*_*)

そんな攻防が続いて、キタジくんも1点だけじゃ物足りないとばかり、後半こちら側に移ったゴールに向かって仕掛けてきていた中。

それまでなかなかボール捌きがうまくいかないなーと思っていたタケトミくんが右サイドで相手DFとせめぎあいながらボールを奪取。

ゴール前にはDF数人とキタジくん。それと見たタケトミくんの足元から絶妙なパスが出て、キタジくんがDF背負ってしっかりキープ。タケトミくんはすかさずゴール正面へと回り込み、それに対応すべく相手DFが彼を追います。

次の瞬間、キタジくんが、昔の同僚である福岡DFを支えにするようにくるりと身を返しました。それに離されまいと足を伸ばしてきたDFの足先が、またしても測ったように届かぬ距離を保ちながらキタジくんの足首の柔らかさがモノを言うシュートがゴールの左サイドネットをふんわり揺らしたのです。

今度は目の前でしっかりとこの目で見ることができた。

真っ赤なキタジくんが私たちに向かって

渾身のシュートでゴールネットを揺らしたのを！

それと同時に　スタンド再爆発!!!!!

吠える！飛び上がる！叫ぶ！

拳突き上げる！ハイタッチ！バンザイ！

そしてまたまた号泣！！

この光景を外から見たら、たぶん真っ赤なスタンドがぐわんぐわん揺れて見えたと思います。

本人もゴールポストを握りしめ、両腕拡げて仁王立ちしていました。それからベンチの方へ向かって走り出し、ベンチを飛び出して待ち構えていた控えのみんなとスタッフの中に飛び込んで行ったのが見えました。

その光景にまたまた涙！また涙！！o(T▽T)o

ゴール裏はチームコールとキタジコールで阿鼻叫喚。

だって、みんなが知っていた。
熊本に来てからずっと、ゴールを待たれているキタジくんが一番プレッシャーを受けてただろうことを。

それが一度に2つも報われた。いや、本人が決めると言い切って決めた何よりも大きな2ゴールを、今喜ばなくていつ喜ぶのか！！

だけど、リセットポジションに向かう背中はもう残り時間の戦いに入っていました。

キタジくんが赤馬衆としての鼓動を始めた記念すべき試合は、まだまだ終わっていないのです。だからゴール裏も声を限りに歌い叫び飛び跳ねます。

さぁ行け！ロアッソ熊本！

本日の入場者数。大分サポ－福岡サポが左桁で前節との差かなあ。

当然、福岡はもっとハードに攻めますが、こちらも最後まで貪欲にゴールを狙いに行きます。

キタジくんの2ゴールめのあと、足に来たヨシイくんに替わってハヤトくんin。

ご贔屓だからかもしれないけど、ここ数試合交代で入ってくる30番くんが、どんどん大きく見えてきてます。試合の状況、その時間にピッチに立っておのれがすべきプレーをしっかり心得ていてそれをきちんとこなせる選手に成長したことが嬉しくてたまりません。

本当に頼もしい！！

かくて時間の使い方も小憎らしいほど落ち着いていた赤馬衆と、その時を待つスタンドの人々。

AT4分と少し過ぎた頃に、ピッチの真ん中付近で主審の手が上がるのが見えました。

　試合終了！　ロアッソ熊本3－1で勝利！！！

　脳天から突き抜けるような歓喜。

　真っ赤な人々の抱擁と笑顔。

　夕焼けに向かって止まない歓声。

どんな表現も陳腐に思えるあの場所のあの濃密な空気を、どうやればここに表すことができるのか、私にはもうわかりません。

バトルオブ九州福岡戦に勝った喜びもさることながらこの達成感はほかのどの勝利よりも大きく激しく強く自分の中に刻み込まれました。

ヒーローインタビュー。
この大画面でキタジくんを見るのは、水戸戦で移籍の挨拶をしたとき以来。

今度は本当に勝利試合のヒーローとして映し出されています。これまた感動。

そしてナイスアシストのタクちゃんも「サイドバックはやだモン」と言いながら、あの素晴らしいパス。プロですね！

本当はユータロくんもインタビューに出てきて欲しかった。でも今は一日でも一分でも早く怪我を治してほしいと願うばかりです。

◆恒例の◆
勝ったよ～～みんな集まれ～～♪
最初はキャプテンやハヤトくんが手招き誘導していたのが、もうサポーターも心得たもので笛が鳴ったと同時に移動し始める人もいましたよね。

ここを見ていらっしゃるかもしれないメインやバクスタからゴール裏に移動される皆さん、慌てる必要はありません。足元に気をつけて前後の人とともに転ばないように移動してくださいね。
選手だって試合後に一息ついてからの方が思い切り踊れるし、スカパー用段取りもあるらしくて割りとゆっくり準備していますから。

かくて、ゴール裏が青空に負けないくらいのコントラストを描く赤に染まりました。

インタビューを終えた二人も一緒に挨拶に回ってきた赤馬衆を、ゴール裏からチームコールで迎えます。

コマ落としでカモンロッソ♪　せーの！

最後は万歳三唱でシメ！
スタンドも隣の人と手を繋ぐから写真は撮れないけど、この場の一体感には替えられないっ！(^▽^)

充実感漂う選手スタッフの後ろ姿は、いつ見ても嬉しいものです。

Jリーグの名門柏レイソルでプレーしたこのご両人が縁あって今、熊本で守護神とストライカーとしてプレーしている現実を、頭では理解しているんだけど、私はまだ夢見心地で「目を閉じて開けたらここにいないんじゃないか」なんて乙女な感覚を時々覚えてしまいます。

残し少ない試合数を残念に思う気持ちもあるけど、そのひとつひとつをしっかりと後押ししながら現場の空気を味わって、勝っても負けても悔いのないシーズンオフを迎えたいと思います。

これまた縁あって今日KKWINGにお越しくださった黄色や水桃のサポーターの皆さん、一緒に盛り上がってくださって本当にありがとうございました！m(_ _)m

とくにはるばる千葉から来られたレイソルサポさんに、キタジくんの熊本初ゴールや、ユウタくん、クラさん、ハヤトくん他の「元黄組」のプレーを堪能してもらえたことは、選手はもとより、ロアッソサポとしても嬉しいし感謝の気持ちでいっぱいです。

これがホントの呉越同舟となった鳥栖サポさんにも、弟分である赤馬衆の勝利のいななきをしっかと聞いてもらえて良かったです。

こうしてカテゴリを超えてJリーグの色々なクラブのサポさんや選手のことを胸に刻んで思い出が増えていくことが楽しくてなりません。

最後に。

大多数の福岡サポさんには申し訳ないけれど、応援の真ん中の人たちには何に対してであれもう少しリスペクトの気持ちがあればなぁと、少し残念な対戦でした。

勝利の興奮と熱気が余韻としていつまでも渦巻くKKWINGは、とても離れがたいものがあります。

その名残惜しさを思い切り最後まで味わおうと、この日はサポ仲間のお言葉に甘えて、実に久々の「出待ち」をさせてもらいました！

そこでも自分的サプライズがあって、我がロアッソ熊本のストライカーは本当に素晴らしい人だと再認識しての帰路となりました。

さらにそこからは、これも久々の「祝勝会」にも同道させていただいて、こんなに幸せと充実感を堪能しきった一日はないというくらい最高の一日となりました。

出待ちや祝勝会の様子はまた機会があれば紙芝居にして挟み込みたいと思っています。

勝利の日記は長くてくどいのが自分の取り柄です。ここまで読んで下さったアナタ同類と思ってヨカですか？　ヨカですね♪

次節は鬼門とまで言われる関東アウェー最後の一戦。

楽しみです！

VIVAroasso! Comment(0)