赤馬衆日記2017 踏んだり蹴ったり長崎戦

赤馬衆日記2017

ロアッソ＆カマタマーレ＆ヴォルターズLOVE♪　熊本在住熊本県民

2024/05/07 (Tue)　13:22:14

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2013/04/16 (Tue)　11:42:00

踏んだり蹴ったり長崎戦

◆そして愛媛戦イブ◆
月曜までには何とかまとめようと思ったけれど、どうにもまとまらない。

だってこんな試合なんだもの。↓これ現地で見ていた自分にはずいぶんお手柔らかな記事に見える。

J2加入1年目チームとのアウェー戦で初めて訪れるスタジアムだったのを始め、そこで見た試合の内容からそれに付随した自分のメンタルの変化までが、これまで体験したことのなかった負のエネルギーに満ち満ちていたせいかもしれない。

だけど「だめじゃん！」でもなく「次がんばろう！」でもなく、ものすごい無力感というか虚無感にのしかかられて帰途につくなんてことは今までになかったこと。

相手が長崎で監督が高木さんだったからだろうか。

せっかくの数的優位を無に帰すハヤトくんの退場のせいだろうか。

ある意味「呪われたTimelog号」のせいだろうか（ないと信じたい）。

上記の疑問に対して自分の内側からの反発が速攻で起きてこないのが、今回の敗戦の傷の深さだろうなと自己判断する次第。

それから、この試合に関して何をさておき言いたいことがふたつある。備忘録として書いておくことにします。

[0回]

◆怖がっていた◆
真新しい長崎のスタジアム。初めて立つアウェー側ゴール裏に立って90分間応援していて一番感じたことがこれ。言い方を変えると「90分間すくみ上がったサッカーをしていた」

「何を怖がってるの！？」

もうね。ずーーっと頭からこのフレーズが離れなかった。

そんなに元監督が怖いのか？新加入チームの未知数サッカーが怖いのか？単純に上位チームだから怖いのか？

正直におっしゃい。怖かったんでしょ？　長崎の選手に迫られたらピッチから逃げ出したくなったんでしょ？

ふざけるんじゃないよ！

いったい何年サッカーで飯を食って来てるのさ！「ロアッソ熊本」がただのチーム名でしかなく胸のエンブレムに誇りを感じないサッカーしかできないなら、自分たちの実力を潔く認めて敗戦後にあれこれ言い訳なんかするな！

サポーターのHIKARIを聞いてすらあんなサッカーしかできないのなら、あの時間はムダだったってこと。学校の卒業式でも込めたことのない魂を込めて歌ったサポーターに対する気持ちより、相手ベンチの監督のサッカーにびびり続けるホームチームがどれほど情けなかったか。

勝てないなら期待させないで下さい。

どんな応援もピッチに届かないならゴール裏を真っ赤になんて言わないでください。

本気で「カモンロッソやりたくないのか」とすら思ったのは自分だけだろうかね。

このテーマ一気打ちでここまで書いた。当日の正直な気持ちです。まだまだ言いたいことは山ほどあったけど半分くらい忘れたよ。忘れてやったよ！

何でこんなに腹が立つのか考えた。答えはすぐに出た。

勝てるチームなのに勝つサッカーをしないから

赤馬衆は熊本の大切な大切なプロサッカーチームだから、一緒にJ1に上がりたくて、一緒に勝利を分かち合いたくて、一緒にお腹の底から笑いたくて、一緒にずっと生きて行きたくて。

そう思って応援してます。少なくとも自分は上記の「一緒」は本気です。チームが強くなるならないはチームの事情だとわかった上で言いたいのです。

サポーターの本気を軽く見ないでほしい。

それだけは。本当にそれだけは心からお願いします。

そして、どんな試合結果だろうと一番にゴール裏に挨拶にくるのはキタジくん。

最近この姿を見ると同じく真っ先に挨拶に来ていた藤田俊哉さんが思い出されてならない。

◆退場◆
テーマのとおり。ハヤトくんの黄札2枚での退場。

前半相手が退場しそこからウチのサッカーは変わらなきゃいけなかった。それはシロウトの自分にもわかったこと。

それなのに、攻撃に用意された後半45分をあっけなく放棄してしまった30番くんに、あのとき完全に絶望した自分がいました。

主審に2枚目の黄札を上げられ、ピッチ外を指さされた瞬間。腹の底から怒りが込みあげてきて応援コールでも出したことない大声で「ハヤトー！！(怒)(怒)(怒)」と叫んでいました。

そこからの数分間。試合中の記憶がありません。

すごすごとピッチを後にしてベンチの方へ歩いて行くハヤトくんの姿を瞬きもせず追いました。ベンチからは監督が立ち上がって彼を迎え、握手。コーチ陣に目礼したようにも見え控えの選手に肩や背中を叩かれて控え室に消えていった彼の姿を。

その間、自分の中にあったのは怒りだけです。残念だなあとか主審厳しいよとか、そういうロアッソ寄りの感想は微塵も思い浮かばなかった。

ただひたすらハヤトくんの軽すぎるプレーに腹が立って腹が立ってどうしようもなく、応援コールをやめておもむろに、もう用無しになってしまったゲーフラをはずして畳みポールを仕舞いバッグに詰め込みながら涙が滲んでしょうがなかった。

なぜあの瞬間、彼に対してできることなら襟首掴んで締めたくなるほど腹が立ったのか。理由は単純明快です。

前半に黄札1枚もらった選手のプレーとしては軽率すぎるアタックだったから。あれで笛を吹かれないと判断した彼の軽率さに腹が立ったし、プロならば黄札持ちの自分からもっと周囲を使うプレーをしなきゃいけない試合だったにも関わらずそれもできていなかった。

上記のテーマと合わせて「怖がってる犬がむやみに吠える」レベルのプレーで退場になったと見えたからこそ、自分は考えるより先に激怒したんだと自己分析しています。

ハヤトくんにはこれを大きな糧として無くした1試合分以上の成長を、次の出場試合で見せてもらえると信じています。

もちろん。応援やめないからね。

◆紙芝居◆
せっかく新しくてきれいなスタジアムに行ったんだもの。その記録は残しておきたいよね。