◆上を向いて歩こう◆
松田選手の訃報が駆け巡り、同時に希望や未来や永遠なんて不確定で儚いものだとまたも思い知った昨日の午後。

夜のニュース番組で久しぶりに顔を見たキジさんは目を真っ赤に泣き腫らして、小さな声で先輩に向けて「あざっす……」と言うのが精一杯。よくぞカメラの前に立ってコメントができたと思ったけど、たぶんあの時は誰が前にいようがそんなもの目にも頭にも入ってなかったんじゃないでしょうか。何も考えられなくてただ選手として気丈にコトバとして聞かれたことに反応しただけのような。

「サッカーが大好き」

それだけで生きてきたような二人だと思う。
同じ思いでも日の当たる場所を突っ走ってきた松田選手とそこから見えない道を歩いてきたキジさんが、松本山雅FCでようやく一つの目標に向かって二人一緒に同じ場所で大好きなサッカーができる環境になったんです。

それをこんな形で引き裂いた病魔も死も、二人とは遠い場所にいる自分でさえサッカーを愛する者として、心のそこから恨めしくてなりません。

昨日TVでほんの数秒キジさんのインタビューシーンを見ただけだけど、その数瞬で彼が片翼をもがれたエンジェルに見えてしまい上記の思いが一気に噴き上がってまた涙が止まらなかった夜でした。

　負けるなキジさん！そして松本山雅FC＆サポーター！


彼はまだ自分がどこにいるのかたぶんわかっていない。倒れた場所でウロウロと、仲間が練習に来るのを待ってるに違いない。だから山雅のみんなはシーズン一杯、彼がいる時と同じテンションで共に戦うべきなんです。



少なくとも自分は、冥福を祈るとか哀悼の意を表するとか、そんなのはこのシーズンが終わってからにしようと思います。


なんてな。



ち。今更日記になっちまったわ。
ホントは昨夜書きたかったんだけど、ブログのサーバがイカレちまって書けなかったんだよう(-"-)


はーすっきりした。これで区切りが付けられる。と……思う。

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