◆駆け足で◆

父が亡くなってちょうど2ヶ月。2ヶ月前の夜に見送りました。
そこから仏になるまでの見送りの儀式を通過してきての今日。

母の時には父が存命で口で言うほど大変とは思わなかった。
しかし、父というワンクッションなくなって対面の当事者になってみると、これがなかなかの作業。

不覚にもこの歳になるまで体感することのなかった「人生の儀式」です。

7月に豪雨災害に見舞われた生まれ故郷を見下ろして何を思っただろうかとか、母の時はもっと丁寧で気配りしていたのに雑すぎると怒られるんじゃないかとか、元々無口で四角四面な父だったけれど、もっと話をしておけば良かったかなと今頃思ったりもして。

仕事から帰宅後、実家や自宅から速攻で病院にチャリ漕いで世話しに行ってた春夏秋冬は4年半で終わりました。

昨今の災害や不慮の事件事故で落命する人々の多さを思うと、それぞれをきちんと見送ることができただけでも、私は幸せだと感じる次第です。



ようやく位牌を並べて両親が仏となって仏壇に収まりました。



これからは、仕事や遠征から戻って、二人並んだ写真に「ただいま！」と言える平穏な日々を大切に過ごして行きたいと思っています。

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